東京都パワーリフティング選手権に出場しました!

10/2(土)、秋季東京都パワーリフティング選手権大会に出場してきまして
69kg級で優勝することができました!

今回はまた長くなりますが大会のアレコレを書いていこうと思います。

今回は大会当日を迎えるまでのアレコレがなんかもうアレすぎて…(語彙力

まず、7月~8月にかけて体調を崩し、ドクターストップもあって1か月ほど練習は完全ストップ、
仕事も休みを長くとったりセーブしながらわりと入院患者のような生活を送っていたため、
8月の終わりにトレーニング再会した時には絶望的なポンコツ具合でしたw

例えばスクワット100kg以上挙げてた人間なのに、50kgで死にそうな筋肉痛に襲われてヘロヘロになっている状態で、
これ1か月ちょっとで本当に戻るの…?という疑問しかなかったですね( ;∀;)

5月の新人戦終わった時点で、秋の大会はトータル300めざすぞーと思っていたのでその計画は完全に頓挫したんですが
エントリーしたのは休養期間真っ最中で、目標があったほうがトレーニングにも取り組みやすいしということでどう転んでもいいようにエントリーしたうえで、でも無理そうなら欠場しようと思っていました。

一応ピーキング最後の練習では5月の大会プラスアルファ程度には戻っていたのですが
そんな背景と、
直前の練習で腰を痛めてそれがなかなか回復せず、こんな状況で出てもいいことなくない?下手したら怪我して終わるぞと思っていたのと、
5月ほど大会に全振りする生活ができていなかったこともあったりで
そんな状況の中だいぶ精神的に追い込まれてしまったのもあり、正直大会2日前には協会の方に欠場をお願いするメールの下書きを作るところまでいっていました(;’∀’)

前日の夜にはセコンドしてくださる予定の方に「すみませんまだ迷ってます」とか言う始末。
最終的に出場する覚悟が決まったのは当日の朝でした。

今回は前回標準取ったからトータルで目指さなければいけない記録とかはなかったし、
順位やトータル記録というよりも「とにかく1種目でも2.5kgでも自己ベストを目指す」という気持ちで臨みました。

今回の会場ちょっと行きづらくて結構遠かったんですが、
会場に着いたら関係者の方々が忙しそうに準備をしてくださっていて、自分たちよりはるかに朝早いんだよなあと思うと本当に頭が下がります。
本当にありがとうございます!

今回は上記の休養期間の治療の副作用でけっこう増量をしたのもあって、もともと63kg級でエントリーしていたのを締め切り直前で69kg級に変更させてもらっていました。
そのおかげで当日の検量ドキドキタイムはなかったのでそういう意味ではかなり気持ち的に楽でしたw

検量は今回順番最後だし、前回思ったより時間がかかるということがわかったので
とりあえず先にコスチュームチェックへ。

どうやらそこで落とし物をしたらしく
「青い○○の落とし物が届いています。心当たりの方は~~」というアナウンスがあって、
確認すると自分が持っているはずのものがなかったので「あ、この落とし物自分です!」って取りに行ったんですけど
近くにいた方に「青いからですか?(‘ω’)」と言われ、おやおやついにそこまで浸透してしまったか…とめっちゃ笑いました(どうでもいいなごみエピソード

前回ベンチプレス終わった時点で全力で帰りたいくらいの疲労感というか干からび具合だったので、
今回はこんなに食べないよなあ~と思うくらいの量のゼリーや補給食を持っていきました。
たぶんこれは正解でした。結局ほとんど食べてた。

は、事前の予定では97.5kg、105kg、107.5kg。
ピーキング中に105kgを1回挙げられたのでそこまでは行けると思っていましたが
107.5はどうかなー?というところで
実際持ってみたら担いだ時が思ったより軽くて
結果107.5kgも挙がったのでこれは素直に嬉しかったです!

①97.5kg〇
②105kg〇(PB)
③107.5kg〇(PB)

ということで前回の102.5kgよりも5kg更新

7月の新宿ベンチの前のピーキングで1回57.5kgまであがっていたのですが
今回は直前練習では57.5で2回も潰れていて、その時はまったく挙がる気せんかったw

ただそこからガッツリ休んで調子が上がったのか、どうにかギリギリ57.5kgもあげることができました!
これは自分で一番びっくりしました。

①50kg〇
②55kg〇(PB)
③57.5kg〇(PB)

ということで前回の50kgよりも7.5kg更新!!ワーイ

アップの80kgとかの時点でもうそれはそれは重くて
大会のデッドってなんでこんなに辛いの?みんななんで生きてるの?みたいな状態でしたw

もともとの予定だと①110kg ②120kg ③125kg かなー、あとはやってみて考えようってかんじでした。

同階級の方がどうやらベンチ終了のサブトータルで同重量だったようなんですが、
第3試技の時に130kgの申請をしてらして、セコンドの方にどうします?と言われましたが
直前練習の125kgは試合だと赤な挙がり方でどうにかあげたレベルだったので
「いや125kgでいいです」っていって勝負ではなく確実に自己新をあげようと思っていたんですが
その方が127.5kgに変更されましたと。

?(・ω・)おや?
自分は重量の変更できるのとか知らなかったので、
エッそうなんですかwそういうことなら乗ろうじゃないかということで
こちらも127.5kgに変更。

すると相手の方は130kgに再度変更されたので、
もうこれは全力で乗るしかないだろう、むしろ乗らないのは失礼だろうくらいの気持ちで
あとは気合でなんとかしたろうということでこちらも130kgに変更。
まさかの展開すぎてめっちゃ笑った。

記録に徹するつもりだったわけですが
こんな展開になったらもう乗るしかないでしょ(`・ω・´)w
このやりとり個人的にはめちゃくちゃアツくて楽しかったです。
これもし挙げたら超かっこよくない?(という心の声

第2試技までで相手の方は115kg・自分は120kgで体重が自分のほうが軽かったので、
相手〇自分× →相手が勝ち
相手×    →自分の勝ち
相手〇自分〇 →自分の勝ち
(なんか頭がこんがらがる)
先に相手の方が試技。

自分はすぐ次の試技だったので後ろから見ていましたが、
めっっちゃ惜しかった!挙げる力は確実にあるんだろうなと思いました。
対して自分は、2ミリくらいしか浮かず全然びくともせず、終わった後思わず笑ってしまいました。
こんなにあがらないもんなのかwwwと。
なので、この大会としてはトータルで自分が優勝という形にはなりましたが
相手の方のほうが全然デッド強いですw

結果的にめっちゃアツイ試合をすることができて、とても充実した大会となりました!
まさか出場2回目にしてこんな駆け引き合戦を体験することになるとは。

デッドリフトの結果は

①110kg〇
②120kg〇
③130kg×

トータル285kg(PB)

ということでトータル10kgの更新となりました!

自分は「納得いかない記録を公式に残すくらいなら出ないほうがいいんじゃないか」とか思ったりもしていましたが
明らかにもっと力があるはずの選手が抑えめの重量ながらも必死に戦っている姿を見たりして、
なんとなく試合になると自分以外はみんな完璧に仕上げてきているような錯覚になったりもしますが
それぞれの生活や怪我や不調などもある中での現状の中で
それぞれにみんな頑張っているんだなと改めて感じました。

実際始まってしまえばとにかく目の前のものを挙げるしかないのですが
他の選手たちの第3試技が挙がった時の喜んでる姿を見るのがとても好きです。

今回、会場で会った時に「昨日まで出場迷ってました」とお話しした方に
「意外とそういうときのほうが発見があったりするもんだよ」と言っていただけたり
「昔からエントリーした大会は何が何でも出るものだと言われているよ」と教えていただいたりしましたが
結果的に本当に出て良かったなと思いました。

そして今回、ルールすらよくわかってなかったのでほんとセコンド様様です。
いつもありがとうございます。
服が青いあたりわかってしかなくてさすがすぎる。

ありがたいことに今回もメダルがいただけたので、
入口のミニ蒼先生やミニパワーラックとともに飾ってみました(*’ω’*)

新人戦の時のと並べてあります。
ワーイ(/・ω・)/

春の3大会に続き、今回も微力ながら協賛させていただきました!

_人人人人人人人人人人人人_
> ここで写真撮り忘れた <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

新人戦の時もめちゃくちゃ素敵な照明ピカーBGMドーンのすごすぎ会場でデビューさせていただて感激だったわけですが
今回もその時のように配信がおこなわれてまして、めっちゃありがたい!
当日見られなかったほかの選手の試技とか見てると、結果わかってみててもドキドキしてきますし
表情からいろいろ伝わってきます。
興味のある方はこちらからアーカイブ見られます。

最後に今回1つめっちゃ思ったこと。
みなさんデッドリフト強すぎませんか??ww
自分は比較的デッド得意なほうなのではと思っていたのがとんでもない幻想だったと気づく(;’∀’)w

とりあえず
次は10/24のベンチプレス大会にエントリーしているので、それは出ます。
今から言っておきますw
もともとはパワーに間に合わなかったときのために…というかんじが強かったのですが
せっかくなので60kg目指して頑張ります(`・ω・´)

関係者の皆様、今回も朝早くからの準備や運営などありがとうございました。
次の大会でもよろしくお願いします!

目次