
ロードバイクで200kmソロライドしてみた
かなり暑い日が続きますが、みなさま体調など崩されてないでしょうか。
さて突然ですが、自分はこのお盆休みを利用してロングライドに行ってきました!
今までロードバイクはずっと使ってはいたものの、主に移動用(通勤通学仕事など)と大昔にトライアスロンに1度出た程度で、そんな長い距離走ったことないのに突然なぜって感じですが…
結局行く前に走った最大走行距離は50km程度の状態でのぶっつけソロ200kmでした(しかも真夏w
動機は2台目の納車
もともと10年以上使っていたロードバイクが色々調子が悪くなっていたため、2台目を購入しました。
それをきっかけに、「せっかくなら遠出とかしてみたいな〜」という単純な動機です。
なおこれが2代目です(院内にも置いてますw

(かっこいいやろ……
そうだ、長野へいこう
たまたま何かで菅平高原の投稿をみかけて、菅平高原といえば小さい頃はスキーで行ったり学生の頃は合宿でよくお世話になったりと自分にとってはとても縁のある土地でして。
あ〜懐かしいなあ、
そうだ、菅平行くか
何キロだろう?200kmかー、
…がんばればいけんじゃね?
みたいなノリと勢いだけで決めましたw
元々は「ちょっといつもよりも遠くまでライドしてみたいなあ」くらいの感覚だったので、距離的に泊まらないと難しそうだということで宿は取ったものの完全にソロで行くことしか考えていませんでした。
のちに色んな人に「1人で?!?!」と驚かれまくりましたがw
台風の影響で日程を前倒し
当初予定していた日程だと台風の影響がやばそうだったので、日程を前倒しして実際に行くことに。
これが大正解で、結果的にはまったく雨にも降られず風もとくに影響なく、快適なライド旅となりました。
実際のルート
東京の西側をスタート
多摩川サイクリングロードを府中あたりまで行き北上、
多摩湖を通過してそのまま北上し埼玉〜群馬へ。
横川で峠の釜飯をお昼ごはんにし、
碓氷峠の旧道を越え軽井沢へ。
そのまま浅間サンライズというなだらかにずーっと下っている道を上田方面へ。
1日目は上田の宿がゴールでした。
実際に通ったルートとしてはこんなかんじです。

国道17号→18号のルートも候補でしたが、お盆の環八とか絶対走りたくないなと思ってこのルートにしました。
朝5時前にスタートし、一番陽が登って暑い時間帯になる前に横川に着ければ勝ち!と思いながらひたすら横川を目指しました。
出発が朝早かったのもあってか都内も車が少なく快適に走れましたし、ルート的に埼玉県内も広くて走りやすい道が続いたのでおそらくルート選びは正解だったと思ってます(たぶん

(本庄のガリガリ君像)
横川まで120kmくらいだと思っていたら135kmくらいあったのでちょっと予定がズレましたがw、大幅な遅れやトラブルなどはなく順調に横川イン。
ただ横川着く前に地味ーーーにのぼりが続き、しかも周りには人も車も全然いない…という孤独の極まる感じでちょっとメンタルがやられました( ;∀;)
ただ途中めちゃくちゃ綺麗な風景とも出会えて思わず写真撮ったりもしてました。

ひまわりと青い空が最高です!
そして予定通り横川のおぎのやで峠の釜飯を食べてひと休憩。
ここまでで135km!(だいぶ走ってるw


初めての「峠」
横川からは碓氷峠という初めての峠越え。
色々調べたりよく峠に行く方に聞いたりしてもみんな
「あそこは優しい、初心者向き」とかいうけど絶対に信じてはいけないと思いながらイン。
実際に走ってみると、峠というものを知らずビビり散らかしていたせいか思ったよりだいぶマシでしたw
ただ、なにせ人がいない…!!
すれ違ったロードバイクはたった1人。
お盆休みだしもう少しいるかと思いました…
バイクも思ったよりすれ違わないし、場所によっては車すらすれ違わなくて結構孤独でした。
めがね橋でようやく人発見!

そしてここからはもう電波が消えました。
不安しかないw
「気が遠くなるから数えない方がいいよ」と言われたらカーブの数を90あたりから直視し始め、
あと2kmあたりから猛烈に元気になり、
無事県境に到着!

本日の勝ちが見えました。
しかし「あと50kmあるな?」と急に冷静に…50kmって普通に長ぇぞw
アイス食い倒れライド開始
軽井沢では友人にきいていたおいしいジェラート屋さんに寄り道

途中の道の駅ではくるみソフトを

上田についてからはさつまいものシェイクを


横川あたりまではとにかくチェックインに間に合うように…とあまりゆったりとした休憩はとりませんでしたが、先がみえたもんだから楽しむ方向にw
道中の景色も最高でした!

懐かしの上田城のトラック
学生の時何度も夏合宿でお世話になった、上田城の公園の陸上競技場もせっかくなので覗いてきました。

いや〜〜〜懐かしいですね。
誰もいなかったけど、なんか不思議な感動がありました。
ここには本当に世話になったなあ…
そして無事に宿にもチェックインし、部屋にはロードバイク持ち込めないので解体して輪行袋に入れて部屋へ持ち込み。
宿の人に近くの美味しいお店などを聞いて地酒と共にご飯…

最高ですね〜〜〜
菅平高原までのぼるかどうか問題
もともと下調べの段階でも結構獲得標高がありそう?だし、
車で通ったことある人に聞くと「あんなとこ自転車で登るの?!」みたいな反応だったのでちょっと怖気付く。
しかも碓氷峠よりも距離が倍くらいある。
ロードでの経験者に聞くと「
まーだめなら引き返せばいいかということでのぼってみることに。

意外と大丈夫だったー!
(途中すぐそこでヘビがニョロニョロしたりしてた時はかなりペースあがりました。)
(普通にびびった)
せっかくなのでまた聖地巡礼()をすることに。

陸上勢にはおなじみ(?)のサニアパーク!
めっちゃ合宿やってましたね。

朝練などでよく使った湿地帯コースにも。

例のセブンはシャレオツ仕様になってました。
あとは高原をぐるりと少し走って景色を堪能。


本当に高原までくるとはなあ。
と思いつつ、山の途中に気になるお蕎麦屋さんがあったのでそこを目指してくだりはじめることに。



ちょうどお昼時で結構混んでましたがくるみそばおいしかったです。
帰りは天候のこともあるし体力もどうなるかわからなかったので上田から新幹線をとってあります。
しかし空いている時間が良かったので夜。
めっちゃ時間空くのでまたまた食い倒れライドを開始し、
地元の銭湯でさっぱりし、
居酒屋で夕飯を食べながら新幹線を待ちました。






だいぶ堪能した気がしますw
2日目は合計50km程度だったので、2日間合わせて250kmの旅となりました。
帰りは新幹線輪行
帰りは輪行袋におさまってもらって、初めての新幹線です。
というか輪行自体が初めてです。
しかも油圧ディスクなので頭フル回転で作業しましたw
無事収納!(前日に宿に入る時も輪行やってるけど

このライド旅で何が一番辛かったって、 輪行袋持って駅の乗り換えがいちばんしんどかったです(大声
ちょっと今後は何か対策をしたい…
今回のロングライドのよかったことと改善練
もしも夏場のロングライドの計画をしている方がいたら多少参考になったらいいなと思いつつ、今回のライドを少し振り返るなど(あと実際に使ってよかったもののご紹介)
【○】
・事前のルート調べ(要ストリートビュー
・ステンレスボトル2本持ち
・コンビニの凍ったペットボトル有能
・サドル横のボトルケージ増設有能
・コンビニ見つけたらトイレと補給
・ホルターネックビブ最高
・ステムバッグに常に補給食
・前日にフル装備試走
・途中リタイアを見越して新幹線予約
【△】
・サドルバッグは大きな荷物はやっぱりダメそう
てかんじでした。
たぶんルート検索は当たり前にやると思うんですが、
ストリートビューざっくり見た時に「全然コンビニないやんけ」とかをなんとなく知れていたので、とにかく見つけたら入る!!を途中からは徹底しました。
参考までにどのくらい補給に寄ったかを以下ご覧くださいw
—————————
7:15狭山笹井ファミマ
7:42日高新堀ローソン
8:10越生西和田ローソン
9:39美里中里セブン
10:39藤岡白石セブン
11:27富岡バイパスセブン
12:38松井田バイパスローソン
12:43松井田バイパスローソン
—————————-
実際途中からは1時間くらいコンビニも日陰もないタイミングとかもあったので結構ギリでしたw
そしてこの回数分以上にトイレにも寄っていますが、ホルターネックビブまじで最高でしたね。
ステンレスボトルは、重いけど自分としては飲み物は冷たいが正義なので、
1つは水用・1つはスポーツドリンク用で使いました。
ステンレス最高。
ドリンクボトル用ケージはダウンチューブに1つしかなかったので、サドル横に増植させるマウントで2つつけました。

これが有能すぎる。
ステンレス2本をここに入れてバランスをとり、
ダウンチューブには買ったけど飲みきっていないペットボトルを入れるなどの予備として使いました。
この用途が大当たりでした。

あとステム横につけるバッグを左右に設置。
片方はモバイルバッテリーやデジカメ、
片方には補給食(ようかんとか塩タブレットとか)。
実際に補給食は羊羹(大4、小6)くらいは入れて出発しました。
(コンビニで買うときはゼリー飲料買ってました)
ちょっと走ったと思ったらお腹が空く前に信号で止まってる間に補
みたいなことを繰り返したおかげか、ハンガーノックや足が攣ることもなく、わりと生きた状態で(?)いきなり200km走破できたのかなとぼんやり思っています。
そして念のため前日に実際の荷物を全部つけてフル装備で走ってみました。
重すぎて泣いた。
でもこれは大正解でした。いろんな問題点が露呈。
その時にまだ新車なせいもあって多少不安な箇所もあったのでいつものお店で見てもらえたのでとてもありがたかったです。(ヤバそうなところも指摘してもらいましたw
で、試走の時点で不安ではあったサドルバッグ。
真夏だからリュックはやばいのでサドルバッグにしたのですが、
なにせ車体が小さいのでサドルバッグは向かないとは前から思っていました。
案の定初日後半からやはり重みでタイヤに擦るようになりました。

付け方が悪いのかもですが…
幸いインナーバッグ付きのサドルバッグだったので途中から中身を背負うことでどうにか移動はできましたが、
あまりにもストレスだったので今後はフロントフォークバッグあたりを検討しようかなと思ってるところです。
なおそのフル装備がこちら

たぶん車体入れて20kg以上あったと思う
相当荷物削ったんですけどね…w
このライド前にある程度走ってみた時に変な穴に突っ込んで前後両輪パンクした時にチューブ1つしかなくて詰んだ時のトラウマからチューブを3本持って行ったので、それも原因かもしれませんw
もちろんロードサービスも加入していましたが峠とかの電波ないところだと終了じゃん…と思ってびびりすぎました。(実際峠は電波なかったしな)
せっかくなので頑張って削られた荷物を一部供養。

(体積を削るためしょうゆ差しに入れられた液体類たち)
こんなかんじで大小色々あったものの、大きなトラブルや事故はなく無事に帰ることができました。
もしもロングライド興味ある方の参考などになれば、
またちょっと長野の風景を楽しんでいただければ幸いです。

もしこんなところもいいよー!などあったらぜひ教えていただけたら嬉しいです。
今度はどこに行ってみようかなあ…
(峠は避けたい