鍼治療の選択肢の1つである「低周波鍼通電」通称「パルス治療」。
鍼治療を受けられている方には多くやらせていただいています。
この、鍼に電気をかける治療の機器が新しくなりました!
そして治療の選択肢がさらに増えました!
マイクロカレント(微弱電流)搭載!
現在使用している低周波鍼通電とは、名前の通り鍼に電気を通電することで筋緊張の緩和・血液循環の改善・神経興奮の抑制などの効果がえられる治療方法の1つです。
この低周波治療に用いられる電流の単位がA(アンペア)であるのに
対して、今回新しく導入された「マイクロカレント(微弱電流)」とは、μA(マイクロアンペア)というごく微弱な電流を使用した治療で、傷害組織の再生を促進し、傷や怪我を早く治す効果があるとされています。
これは急性慢性に関わらず痛みに対しての強い鎮痛効果がありますが、ほとんど電流刺激を感じることがないため電流刺激に抵抗のある方にも使いやすい治療方法です。
人の体は怪我などで細胞が損傷すると、「損傷電流」という弱い電気を流して回復をするのですが、上記の「マイクロカレント(微弱電流)」はその損傷時に流れる電流に似た電流を人工的に流して回復を早めようとしてあげるという仕組みです。
【実際に(自分の治療に)使ってみた】
先日受傷した右手首の痛みがまだ完治とはいえず少し痛みが残っているので、まずは自分でやってみました。
…痛みが消えた…( ;∀;)
もちろんその後使えばまた痛みが出ることはあります。
ただ実際に痛みのある部位に対して非常に有効であることが身をもってわかりましたので、今後はこちらも使用しながらその時のその方に合わせた治療をおこなっていきたいと思っています。