●耳鍼療法、耳つぼ療法について
「耳介療法」といわれる、いわゆる「耳のツボ」を利用する治療法です。
フランスの整形外科医ポール・ノジェが1956年に発見し、体系化しました。
ノジェは1951年、耳を焼く民間療法で坐骨神経痛を改善した患者と出会い、
この症例から耳介医学の研究をスタートさせ
「対応する耳のポイントへの刺激で、体の症状が改善する」
という耳介医学を確立し、発表しました。
このノジェ氏が発表した「耳介医学地図」を使い、
病変部位に対応する場所の電気抵抗を測定し
取穴部位に鍼や耳つぼシールを貼って治療をおこないます。
シールの場合は貼ったままにしておけるので、持続的に刺激を続けることができます。